愛媛探訪記

愛媛県

メインに戻る↑

佐田岬

朝日が昇り、椿山展望台から眺める佐田岬灯台は、四国八十八景52番に選ばれた美しい風景が広がっていた。

細長い半島の果てに佇む灯台は、白亜の姿が輝いている。遊歩道を歩くと、10台ほどの駐車スペースが見える。
そして、1.8kmの歩道を進むと、まるで青い大海原に吸い込まれるような絶景が広がっている。

晴れた日には、遠くに九州まで見渡すことができるという。
松山市からは車で70km。長いドライブだけど、途中で「道の駅 瀬戸町農業公園」や「せと風の丘パーク」「佐田岬半島ミュージアム」へ立ち寄ると楽しい旅になるはずだ。

佐田岬半島ミュージアムは半島の歴史や文化、著名人などが展示され、屋上からは美しい海の眺望が楽しめる。

その道のりで心配することはない。トイレも完備されていて、名物「ちりめん丼」を味わえるレストランもある。

目次に戻る→

生樹の御門

愛媛県の今治市、大三島にひっそり佇む大山祇神社の奥の院。
そこに息づくのは、樹齢3000年の誇り高き楠(クスノキ)の巨樹、生樹の御門。

大山祇神社の奥の院に足を踏み入れれば、目を見張る光景が広がる。根回り約30mの立派な楠が2つに分かれた門のようにそびえ立ち、その空洞には石段が優美に続いているのだ。
異世界への扉とは申し上げないまでも、この空洞をくぐる体験は、なんとも貴重であること間違いなし。ここでしか味わえない神秘的な延命長寿の祈りに身をゆだね、木の幹の奥深くをくぐり抜ける至福の瞬間を楽しむことができる。

狭い空間に頭上を気をつけながら、神社から徒歩10分の道を進む。
その神々しくも優美な姿は、巨木を愛する者たちを魅了し続けている。生樹の御門は、巨木愛好家たちにとって特別な存在だろう。

目次に戻る→

陶板の道

陶板の道は、約580枚の美しい陶板が敷き詰められた散策路だ。
砥部焼伝統産業会館から砥部町陶芸創作館まで約500mにわたり、足元にはオシャレなアート作品が広がっている。案内板やトイレの手洗い受け、遊歩道や壁に施された陶板モチーフなど、心躍る美術品が満載だ。

ここは「砥部焼の町」として名高く、その雰囲気は確かにその名にふさわしい。
新緑や紅葉の季節に訪れれば、さらに感性を磨くこと間違いなしだろう。
道の途中で眺める風景や陶器たちの芸術的な輝きに魅了されることだろう。

また、砥部焼伝統産業会館の裏手にある砥部焼聖火台モニュメントも見逃せない。
高さ4m、直径1mの壮大なモニュメントは、ここでしか味わえない芸術の極みだ。
巧みな陶芸の技術と美意識が詰まった、見事な芸術作品に心奪われること間違いない。

目次に戻る→

コメント

タイトルとURLをコピーしました